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硫黄岳 [山]

 仕事は溜まっているのですが、息抜きしようと雪山に行ってきました。八ヶ岳の硫黄岳です。昨年の夏以来、ひと月にひと山は登っていたのですが、先月は登山をせず、そのノルマも途絶えてしまいました。今月から仕切り直しです。
 とはいっても、山に行くぞと決めたのは金曜日。ギリギリの予定は撤回も簡単。少し天候も危ういし。でも、仕事からも逃げたくて(!)、山小屋に連絡を入れ、退路を断ちます(笑)。
 17日の土曜日は、スーパーあずさ1号で茅野へと向かいます。出発前の電車に乗り何気に窓の外を見ていると、見知った顔がホームを歩いているではないですか。そのまま隣の車両に乗り込んだ様子。行ってみると、やはり! 山岳写真家のT.K.さんでした。今回は根石岳に写真を撮りに行くとか。まさか電車で会うとは…。混んでいたので話したのはこの時だけですが、それにしてもびっくりでした。
 到着した茅野駅でT.K.さんと少し話したあと、行先の違う我々はバスで美濃戸口へ。お気をつけて。

 美濃戸口から今晩泊まる赤岳鉱泉までは3時間の歩き。晴れれば気持ちいいのですが、あいにくの小雪舞うグレーの空。ほとんど写真を撮ることもなく、ただ歩きました。

 赤岳鉱泉に着いてからも、天気は回復する様子がありません。でも夜に晴れるかも。淡い期待を込めてさっさと仮眠します。ステーキの夕食を食べたあとも空には雲がかかった様子。1〜2時間おきに空の様子をチェックしましたが0時を最後に熟睡。しまった寝過ぎたと目が覚めた4時頃、外を伺うと星が見えています。時間的に中山展望台を往復するのは無理っぽいので、小屋の周りでチョロチョロと星を撮ってみました。


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森と山小屋。
 
 
 
 
 
 
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アイスキャンディー。

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新調した雲台の調子が悪く、なぜか円周運動を描く星空(苦笑)。

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やっと止まった。


 山に携行するのはスリックのカーボン三脚ですが、雲台の調子が悪くなっていたので、前日に慌てて新調したのです。アジアの某M社製に(中堅メーカーです)。しかし、星撮りに使おうとしたら、グリスが固まって雲台が動かなくなるし、挙げ句、雲台にクランプを取り付けるネジがあまりの寒さのせいか緩んでしまったのです(もともと締め込みが少し甘かったのかもしれません)。自分の中では割と評価の高いメーカーでした。星が出ている時間は1時間くらいで、三脚の出番が少なかったため、それほど悔しい思いをせずにすみましたが…。極寒で実際に使ってみないと機材の真の評価はできないなぁ。身近にマイナス20度でテストできる環境はないので、そういう意味ではぶっつけ本番になるのがツラいところ。


 ともあれ朝になり、小屋で作ってもらった弁当を食べて7時前に小屋を出発。まず目指すのは赤岩の頭。

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赤岩の頭までは、ところどころでこれくらいの斜度があります。
冬にここを歩くのは3度目ですが、こんなに傾斜がきついという記憶がありません。K妻も同様です。年をとって体力が落ち、傾斜がより急に感じるのかもしれません(苦笑)。

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でも、見上げると樹氷と青空。
気持ちよし。

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テンションが上がります。

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赤岩の頭に近づくにつれ視界が広がります。

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なかなかの絶景です。

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赤岩の頭はもうすぐそこ。

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横岳、赤岳、阿弥陀岳と樹氷。

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着いた赤岩の頭から天狗岳方面。
ここからもう少し歩いて硫黄岳山頂を目指しますが、とにかく風が強いです。

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赤岳と阿弥陀岳。

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硫黄岳の頂上直下。風速30mくらい?
寒さとあまりの強風にK妻は「おら、もうやめる」と泣き言を言い始める始末。
なだめ、すかし、はっぱをかけ、何とか背中を押して(実際には押していません)、登らせます。

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はい頂上。
頂上は、稜線ほど風が強くなく、意外に快適でした。
広い山頂で30分ほど写真を撮っていました。

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樹林の向こうに天狗岳、北横岳、蓼科。

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右は雨量計跡。

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間近に迫る横岳、赤岳、阿弥陀岳。

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光の加減でわかりにくいですが、中央左、飛び出ている大きな岩が大同心。

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エビのシッポ。

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硫黄岳から横岳、赤岳へと続く稜線。
歩いてみたいですが、冬はちょっと…。
行くなら夏ですね。

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硫黄岳名物(?)爆裂火口。

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樹氷と八ヶ岳。

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上から見下ろした赤岩の頭。

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本日は晴天なり。

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左上は赤岩の頭。裾野に広がる樹氷。

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下山途中の樹氷と青空。
青空に雪が舞って、昼間の星のように見えます。

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山小屋まで下りてきました。
アイスキャンディーと横岳、大同心。

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行きと同じ、帰りも北沢を通って美濃戸口まで戻りました。


 …と、3年ぶりの雪山登山でした。
 1日目は天気が悪く残念でしたが、2日目は風が強かったですけど、サイコーの天気でした。今度は星をたんまり撮りにまた行きたい。雪山はクセになりますね。


 戻ってきた美濃戸口からはバスで茅野駅へ。予約が取れた特急まで時間があるので、駅ビルのそば屋でお疲れ会。ダイヤ菊、高天、太一を燗で頂きました。どれも辛口ですが燗でもいけます。馬刺しなどをつまんで、締めにホントに多い「大盛り」。お腹が空いていたので平らげましたが、予想以上の盛りでした(笑)。


 さて、雲台のほかに機材の話しをもうひとつ。
 K妻はF社製ミラーレスを持って行ったのですが、麓で満タンだったバッテリーが稜線に出てしばらくするとなんと空っぽに。当然、シャッターも切れません。極端に寒いとはいえ、バッテリー性能が低いです。ミラーレスカメラに搭載するためにバッテリーを小型化しているのでしょうけど、それが裏目に出ている感じ。一眼レフの大きなバッテリーだと、厳しい寒さで容量は低下するものの、それなりに持ちますからね。K妻のそのバッテリーですが、稜線から下りてきて気温が上がったら(といってもマイナス10度前後?)なんとまたフル充電に戻っていました。なんだかな。

 ついでに体の話し。
 3年ぶりに履いた冬用の登山靴。登りは良かったものの、下りであっという間に両の親指の付け根にマメができ、さらに両の小指の爪が圧迫されて痛いのなんの。こればかりは真面目にツラいです。もっと頻繁に登山をすれば足も強くなるのでしょうか!?

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コメント 8

skekhtehuacso

樹氷やえびのしっぽができるほど厳しい気候のところなのでしょうけれど、これだけ快晴だととても景色がよいですね。
by skekhtehuacso (2018-02-19 22:11) 

よしころん

おー!すんばらしぃ\(^o^)/
ん!?この日程は?と思ったら電車で遭遇だったのですね^^
by よしころん (2018-02-19 22:30) 

yoshida

skekhtehuacsoさん>
気候が厳しいからこその素晴らしい景色ですね。
寒くてツラいですが、また行きたくなります。

by yoshida (2018-02-20 12:19) 

yoshida

よしころんさん>
根石岳にT.K.さん写っているかもと写真を拡大してみましたが、わかりませんでした(笑)。天狗には人影があるんですけどね。
by yoshida (2018-02-20 12:29) 

スミッチ

アイスキャンディー、アイスクライミング用なんですね。
なんだろうと思って検索しました。
寒さにはO社のミラーレスの方が強いような気がします。
やはりE-M5じゃないでしょうか。
F社はそういうイメージがないですね。
by スミッチ (2018-02-25 23:08) 

yoshida

スミッチさん>
そうです、クライミング用の氷壁です。
初代E-M5を厳寒で使ったことがあって、そのときは液晶がうまく動作しませんでした。バッテリーは大丈夫でしたが。次のIIはマイナス10度までの動作保証となりました。極低温下では使ったことがありませんが…。
by yoshida (2018-02-26 04:43) 

imarin

先生と遭遇されたのですね。
私も怪我していなければ参加した山行でした。
ものすごい風だったと聞いていますが、
yoshidaさんは楽しまれたようで良かったです^^
by imarin (2018-02-27 13:56) 

yoshida

imarinさん>
ケガがなければお会いできたかもですね。
ここ、実は本格的な登山&冬山デビューの場所で、それもT.K.さんに連れてきてもらったところです。それ以来、山好きになりました。思い出の山とでもいうのでしょうか。
ブログを拝見するとケガの具合も良さそうですね。どうぞお大事に。

by yoshida (2018-03-01 00:46) 

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